it’s okay to be different
一人ひとりみんな大切な人

何もかも忘れて夢中になる時間…。
同じ時間を過ごしているはずなのに楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。
そんな素敵な時間をたくさん過ごした子どもたちは、自分を大切にし、また周りの人達にも優しく接することができるようになります。そして心豊かに人生を歩むことができます。子どもたちは本当の意味で「楽しかった!」という時間（まなび）をたくさん経験することで心豊かになり、自己肯定感を高めることができます。

本当は、そんな空間と時間をすべての子どもに提供できるのが、学校（公教育）でなければならないと思います。しかし、画一的な教育の根強い日本の社会ではまだまだ難しいのが現実です。

私たちはそんな学校の中で、子どもたちが悩んでいたり、良い才能が埋もれていたりするのを見てどうにかできないかと考えてきました。少しでも学校の中で楽しい活動をしたいと工夫を重ねてきました。そしてそこで培ったアイディアや教材をもっと多くの人に体験して欲しい、教育に携わる人にも理解して欲しいと地域に飛び出し、ワークショップという形で活動を始めました。

最終的な目標は、そんな本当の意味での学びのできる学校を創り、子どもたちと共に成長していくことです。なぜなら、本当の学びは１回や２回やればいいことではなく、また教科の学習だけでなく日々の生活の中で積み重ねていくものであると思うからです。小学校６年間、中学校３年間の一貫教育の中でこそ育てることができると思っています。そして、インクルーシブな学校つまり希望するだれもが（収入の格差、障害のあるなし、生活環境の違いなどを超えただれもが）平等にその機会を持てる場所をつくりたいからです。

学校を創るというのは大きすぎる夢かもしれません。しかし希望に向かって進めば、きっと何らかの道は開かれるのではないかと信じて活動していきたいと思っています。

２０２２年６月

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