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自分だけの色をつくろう!

    <材料:クレヨン(12色ぐらい)・画用紙(8つ切り)・段ボール・色画用紙や包装紙などの残り・木工用ボンド>

    小学校低学年で経験して欲しい課題ですが、高学年でも大人でも楽しめます。ねらいは、クレヨンも「混ぜていいんだ」ということを知って欲しいこと、混ぜると今まで見たことのないような色が生まれ、自分だけの色が作れるということを楽しんでもらうことです。

    導入は「あおくんときいろちゃん」(レオ・レオーニ作)の絵本を読みます。青と黄色を混ぜると本当に緑になる?そんな経験をしたことがある子もない子も「これから実験をやってみよう!」というとわくわくします。

    まず、白い画用紙(8つ切り)を配ります。そして、そこに500円玉くらいの丸を1つ自分の好きな色で丁寧に、描いてもらいます。そしてその丸をつなげてたくさん描きます。ここでの約束は、どのように並べてもいいけれど、丸と丸がくっついていることです。ゆっくりな子、速い子様々なので時間を決めてその中で描けるだけの丸を描きます。(5分くらい)

    【この時注意するのは、最後ブドウのように仕上げるのですが絶対にブドウを描くということは伝えないことです。ブドウを描くと思うとブドウの概念に縛られてしまうからです】

    いくつかの丸が描けたら、どの丸でもいい好きな丸に青と黄色を塗ります。「ほら、緑になりました!でも ちょっと隣のお友達を見てね!同じ緑でもちがうね!」

    では残りの丸に自分だけの色を作ってみましょう!赤と黄色?赤と青?2色とは限らなくていいです。3色4色混ぜてみましょう。

    全部の丸を全部ちがった色で塗れたら出来上がりです。出来上がったら、どこかの丸にアルファベットのTの字を乗せます。ほら、ブドウになりました!(ブドウにならなくてもオッケイです)

    早く終わった子の為に額(ダンボーるを切り抜いたもの)を用意しました。段ボールに色画用紙や包装紙、などを貼り、オリジナルの額を作れば、出来上がりです。

    作業に時間差があるので、早く終わった子が手持無沙汰にならないように額を用意しましたが、今回は全員額を作る所まで行きました。描く作業の後には、「もう一枚描く?」より、切ったり貼ったり丸めたりする工作的な作業のほうがいいと思います。もちろん「もう一枚描きたい」という子には描いてもらっていいです。

    活動の様子

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